2013年8月4日日曜日

昼飯をロジカルには選べない

言いたいこと: ロジカルで考えるだけではダメ

「クリエイティビティを高めるためには論理的な考え方と感情的な考え方の双方が必要である」とよく言われている。
これは普通の思考の過程でもそうだよね、というのがこの文章の議題。

■課題の勘違い

「お前の主張は、ロジカルではない」といわれることが多い。
そこから「ロジカルに考えれば良い提案が出来る」というマインドセットへと変わっていった。

「抜けもれなく、論理の飛躍なく、結論を出す/提案を行う」
「ファクトをベースに、価値基準を明確に判断し、結論を出す/提案を行う」

そんなことばかり考えていた。
それは間違いだという話を記録しようと思う。




■うまくいかない日々

「ロジカルに考えれば良い決断/提案が出来る」という自分の思いとは裏腹に、
ロジカルに考えようとすればする程自分の主張はわけのわからないものになっていった。
そして人に伝えることもできなくなっていった。
その原因もロジカルさの不足に求め、とよりロジカルさを得るために努力した。


■思考の両輪

そもそも上記の考え方が間違っていた。

「クリエイティビティを高めるためには論理的な考え方と感情的な考え方の双方が必要」
ということが言われている。
しかし状況を限定せずとも「論理的」「感情的」の双方は必要である。
※状況に応じてその割合は異なる

仮に、昼ごはんの意思決定を自分への提案だと捉えると、意思決定には以下の種類がある。

感情的に決める
・カレーが食べたい(理由)からカレーを食べよう

ロジカルに決める (自分にはムリ)
Step 1. 昼ごはんを決定する要因をMECEに洗い出す。(仮に金額、場所、内容/量、質など)
Step 2. それぞれの観点から、ロジカルに導き出す。
金額: 月収がいくらだから、1日に使える昼飯代はいくら
場所: 今~にいて、1時間の使い方を考えると移動時間は15分以内
量(カロリーとする): 1日のcal消費量を考えると~cal以上、体重維持をするために~cal未満
質- 栄養: 現在ビタミンCが足りていない
質-味: 指定なし
以上の観点から・・・・????
 両方から決める
・カレーが食べたい。ダイエット中の身だけどカレーなら大丈夫だし、場所も値段も無理じゃない。よし、カレーで大丈夫だ!

■主張と提案

自分にはロジカルに昼飯を決めることが出来ない。(感情的にも決めることは出来ないのでそれはそれで困る)

「何が食べたいか」を考えて、その理由を述べるほうが楽である。
もちろんそれがベストである、というためには他の寿司やラーメンやその他の可能性を考慮した上でこれがベストだ、という事が必要である。

しかしなぜロジカルに考えることが必要かといえば、それにより人を説得することができるからである。100%厳密に説得させるのではなく、7割でも説得させられれば良い。
熱意だけで人を説得させられるならそれだけでも良いと思う。

もちろんこの「カレーを食べるべきである」意志はロジカルに出てきたものではないから、ロジカルに考えていく中で「やっぱり違ったな」って修正をすることは必要。
でも最終的に誰かに何かを提案するという時は、自分の意志がなくてはならない。
「絶対にこれがいいと思う!理由はうまく言えない!」のほうが、「いろいろロジカルに考えたけど何がいいかわからない」よりも人は動かせる。


片輪だけで決断できる人もいる。そこまで行く能力は、自分にはまだない。
少なくとも意志だけは持つ。今はその意志を説明するためだけのロジカル力で良い。

それも重複なんてあってもよい。ただしそれに気づいていれば。厳密な議論が出来ないのなら、「重要な抜けは無いように」を意識すれば良い。その制度は努力して少しづつ成長していく。

■ひとりごと

ロジカルであれば良い提案が出来る、という命題は間違っていて、ロジカルであることは良い提案が出来る1つの要素でしか無いってのが正しい解釈だったかな。

 「意志」を始めに持つことで進め方は非常に楽になるという考え方は仮説思考とつながる?

先は長いけど、自分なりの結論が出たという点で一歩前進。





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